ブランドコンテンツ開発実績

神戸女学院大学様My Way 創刊号(学部パンフレット)

受験生・保護者が最も知りたい卒業生にフォーカス。

神戸女学院大学様 人間科学部(環境・バイオサイエンス学科/心理・行動科学科)のご相談を受け、学部のブランド価値を高めるパンフレットを作成しました。卒業後の人生の広がりが、美しい誌面と読み応えのあるコピーで伝わると好評です。

【課題】
・人生を豊かにする学び(リベラルアーツ)が神戸女学院大学のカリキュラムの特長だがその価値が受験生や保護者に伝わりにくい。
 神戸女学院大学の教育の価値をわかりやすく伝える方法がないだろうか。
・大学間の受験生獲得競争が激化するのに加え、女子学生の理系離れが心配。理系学科だが幅広い進路が広がっていることを伝えたい。
・高校生と保護者、世代と価値観の異なる両者の心を同時に掴みたい。
【クリエイティブのポイント】
大学ブランドを形成する主軸は「人」。教員・学生・卒業生です。教員と学生は大学の総合パンフレットでわかりますが、卒業生についての情報は少ないことに気づきました。

受験生と保護者が一番知りたいことは、卒業生の情報ではないか?神戸女学院大学人間科学部での4年間を経て、彼女たちはどのように進路を選択したのか。リベラルアーツ教育は仕事や人生に活かせているのか。人として魅力的で毎日が充実しているのか。

「2018年問題」と言われる18歳人口の減少を受け、大学間の熾烈な受験生獲得競争が始まっていますが、「この美しい学舎から巣立った卒業生の成長の軌跡を知っていただく」ことが最も受験生や保護者に対して訴求力があると考え、卒業生インタビューを実施しました。

①魅力的に活躍する卒業生をブランド・パーソナリティとして設定しました。
環境・バイオサイエンス学科5名、心理・行動科学科5名。卒業生たちが憧れの先輩として目に焼きつくようイキイキとした表情を捉え、充実した日々が垣間見える写真を撮影しました。デザインは、高校生と保護者の両者に好感を抱いていただけるよう、上品で美しいファッション誌のように仕上げました。

②伝えづらかった「リベラルアーツとは?」を卒業生の言葉で、実感と具体性を持って伝えました。
神戸女学院大学での4年間で大きく広がった可能性、培われた価値観、母校に対する深い愛情など読み応えのある内容になりました「私はまだ、私を知らない。」というタグラインも意識してライティングし、大学ブランドと学部ブランドの一貫性を図っています。

本プロジェクトは企画・編集・媒体名の決定・撮影・デザイン・インタビュー・ライティング等、オレンジフリーで統括させていただきました。

【クリエイター】
・creative director/copywriter:吉田ともこ
・art director/concept design:蒲原くみ
・graphic design:新嶋勘一

制作:株式会社オレンジフリー
プロジェクト概要
クライアント名 神戸女学院大学 様
開発ツール My Way 創刊号 /卒業後の私たち(学部ブランドパンフレット)