企業にブランディングが求められる背景
ビジネスが猛スピードで変化し、それに伴い新たな市場に乗り出す企業が増えてきました。
異業種参入、海外進出、新規事業、M&A…事業の変化に伴いターゲット顧客も変化し、ビジネスのあらゆる場面で企業姿勢が問われています。「貴社は何者ですか?」「同業他社とどこが違うのですか?」「何を目指していますか?」その問いの答えである「企業姿勢」と「考え方」をブランドにすることはとても重要です。企業ブランディングの成否が、業績や企業の存在自体を左右するからです。
オレンジフリーの考え方
企業ブランディングは、デザインや広告だけでつくり上げることはできません。
まず経営理念、沿革、創業の精神、社風や企業文化など、その企業を作り上げてきたDNAを明らかにし、丁寧に紐解き、その企業独自の価値として言語化しなければ始まりません。これは歴史がある企業ほど様々な要素と人が絡まり難しいプロセスですが、私たちが最も得意としているところです。言語化→コーポレート・アイデンティティの構築後は、社内浸透、社外共有のための仕組みを構築します。貴社の企業人格を顧客・市場・社会から評価してもらうための土台をつくり、PDCAをサポートします。
企業ブランディングのメリット
- 顧客支持を得られる(選ばれる会社になる)
- 採用活動に効果
- 収益の拡大、経営の安定、資金余力の創出
- 社員の一致団結、誇り、モチベーションUP
- 上場企業においては、投資家増
B to B企業の場合
自社製品・サービスの特徴を伝達するだけでは、競合企業とのスペック競争になります。待っているのは価格競争です。それを回避するには、個別の製品・サービス以外の競争軸を創ることです。ブランドとして価値を持つのは「企業姿勢」と「考え方」。CSR、3SK、BCP策定、レジリエンス認証取得などへの取り組み姿勢や、創業以来脈々と培われている事業への想いが競争軸になるのです。オレンジフリーは、貴社の価値を洗い出し磨き上げます。
企業ブランディングを体験して
- 山仁薬品株式会社
山仁産業株式会社
代表取締役 関谷康子様
私は「企業はどこまでも人」であると思っています。しかし弊社はBtoBの製造業で、社員がお客様と直接お目にかかる機会も少なく、日々の製造工程の中では目前の目標数量達成のみにコミットしがちで、社内の意識改革にはとても悩んでいました。ますます競争が激化する世の中で、高い意識を持った集団でなければ乗り越えられないと思い企業ブランディングに踏み切りました。オレンジフリーさんと綿密に打ち合わせを重ね、競争環境と三代続く経営者の取り組みや想いなども組み込んだ弊社だけのオリジナル研修で社員の心を一つにし、意識改革していただけました。
企業ブランディングの流れ(助成金活用可能)
お客様のご要望に合わせ、フルオーダーで設計・実施・運用します。(下記は一例です)
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- 調査分析フェーズ
- トップインタビュー・社内・顧客・取引先ヒアリング、経営理念ワークセッション等
成果物:リサーチ報告書
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- 価値抽出フェーズ
- 企業文化の抽出、競合分析、ブランドターゲット、ポジショニング等
成果物:コーポレート・アイデンティティ、ブランド・ステートメント
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- 可視化フェーズ
- シンボルマーク、ロゴデザイン、トーン&マナー開発、
ブランドルール規定等
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- ブランド体験設計フェーズ
- ウェブサイト、展示会・イベント、カタログ、DMなどのツール設計。
カスタマージャーニーマップ、コンセプトダイヤグラム等を用いてコミュニケーション戦略を推進。
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- 社内浸透フェーズ
- ブランドブック、社内研修、プレゼンテーション会などによる社内へのブランド浸透計画とサポート
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- 企業ブランドを強化する運用サポート